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【解決事例】兄弟相続が発生し手紙を送って手続きを完了したケース

2024.07.11

お客様のご状況

弟が亡くなったが、手続きをどう進めて良いか分からず、ご相談にいらっしゃいました。

依頼者様は三兄弟で、お兄様も既に亡くなっており、その子供が相続人として残されていました。

依頼者様と被相続人(弟)は生前非常に仲が良く、すべての遺産については依頼者様に相続させる旨を口頭で話していましたが、正式な遺言は作成されていませんでした。

亡くなった兄とは依頼者様及び被相続人の両者ともに仲が悪く、生前は連絡を取り合っていない状態でした。

被相続人が亡くなったことを兄の子供に伝え、相続手続きを進めるために連絡を試みましたが、手紙や電話での連絡がつかず、数か月後にようやく「相続手続きを進めるのなら金銭を要求する」との返答がありました。

② 当事務所のサポート

当事務所は、まず財産目録を作成し、債務や相続経費を引いたうえでの相続分を算出しました。

その後、兄の子供に対して相続分についての説明を行い、~円の金銭を〇月〇日までに支払う旨を約束することで納得してもらい、遺産分割協議書に押印してもらうための協力を求めました。

③ 結果

最終的に、遺産分割協議書の内容としては、兄の子供へ支払う金銭が高額であったため、依頼者様が全額を相続し、代償分割として兄の子供へ現金を渡す内容となりました。

これにより、依頼者様は問題なく相続手続きを完了することができました。

本事例を通じて、口頭での意思表示だけでは相続手続きにおいてトラブルが発生しやすいことが確認できました。

正式な遺言書の作成や、信頼できる司法書士への相談が重要です。

兄弟相続の際のポイント

兄弟相続では相続人が兄弟になることで、代襲相続が発生する確率が高く、複雑な手続きになるリスクがあります。

円満な相続を実現するために、生前に対策をとることが重要です。

遺言書の作成

遺言書を作成すると、基本的には遺言書の通りに財産の分配が進むため遺産分割協議を行う必要がなくなります。

仲の良くない相続人同士で話し合いを行うと、遺産分割協議で相続が紛争化する可能性がありますが、遺言書を作成しておくことで紛争化するリスクを防ぐことが可能です。

しかしながら、自分で作成した遺言(自筆証書遺言)は要件を満たしていないと遺言書として無効と判断されることがあります。

意思を確実に届けるためには、公正証書遺言を作成することが重要です。

遺言書の内容に関しては司法書士などの専門家に相談して作成することをお勧めします。

司法書士などの外部機関の活用

相続は感情が複雑に絡むため、思ってもみないところで紛争化してしまうことがあります。 

また複雑な手続きが重なると、期限内に手続きが終わらず延滞税などの、余計な費用が掛かる可能性もあります。

相続手続きを円滑に進めるために、司法書士などの専門家に手続きを依頼することも一つの方法です。

相続人同士で感情的な対立を避けるために、第三者の中立的な立場の専門家が手続きに入ることも重要です。

相続は紛争化すると、時間も費用もかかりますので、紛争化しないように生前に対策を取っておくことが重要です。

当事務所では相続の無料相談を実施中

当事務所では相続手続きや遺言書作成、成年後見など相続に関わる相談を無料で承っております。

相続に強い北千住遺産相続・遺言センターにご相談ください。

当事務所の代表が直、親切丁寧に対応させていただきますので、まずは無料相談をご利用ください。

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この記事の執筆者
上川司法書士法人・行政書士事務所 代表 上川信之
保有資格司法書士・行政書士
専門分野相続・民事信託・不動産登記・商業登記
経歴2003年:上川司法書士事務所 設立
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